2021年3月のフリープレイとして配信された【MAQUETTE】(マケット)をクリア!
詩的な物語とパスルが面白いゲーム!
このように、障害物が大きくてどかせないときも…
MAQUETTE(マケット)
視覚的な大きさの認識を駆使して解くパズルゲーム
MAQUETTE(マケット) |
全7章で構成される、一人称視点のパズルゲームです。
移動と視点移動、アイテムを拾う、回転して置く、ちょっとしたジャンプと、操作は至ってシンプル。
このゲームのキモは、視覚的な大きさの認識を利用したフィールドパズル!
マップ中央にあるドームの中にはマップ全体を俯瞰で見れる小さな模型があり、外に置いたものを模型内で拾うと小さくなり、逆に模型内に置いたものを外で見ると大きくなるという、不思議な要素を考えてパズルを解いていきます。
道を邪魔する障害物も… |
このように、障害物が大きくてどかせないときも…
ドーム内で俯瞰で見れば小さくなる |
ドーム内のミニチュアで見ると指でつまめるサイズに。
ひょいっと持ち上げどかしてしまえばOK。
ドームの外に戻って見てみると…
通れるように! |
障害物がなくなって、次のパズルステージに進めるようになります。
これが面白い!
小さくして運んだり、大きくして設置して進めるようにしたりとパターンが様々!
小さくして運んだり、大きくして設置して進めるようにしたりとパターンが様々!
マップ自体はそこそこ広いですが、中央のドームを中心に4方向にステージが別れているので、実質ステージクリア型のパズルゲームかと。
小さな橋 |
このように、手のひらサイズの橋も、中央のドーム内まで持っていき…
橋を架ける |
ミニチュア内で橋を架けて、戻ってみると…
橋が架かっている! |
渡れるサイズの橋が架かっているように!
これで向こう側まで渡ることができるようになり、ストーリーが進んでいきます。
パズルの難易度としてはそこまで難しくなくシンプル、パズルゲームが得意ならそこまで詰むところも無いかな?
1箇所だけそれはわからんやろ!&まさかのキャラコン要求!なところがありましたが、そこ以外はかなり良質なパズルゲームになっているかと!
クリアしたあと改めて読み返したら、同棲を始めるときにはもうやばかったよね…。
「マイケル」と「ケンジー」の思い出を巡る物語
マイケルとケンジーのお話 |
パズルを解きながら進んでいくと、時々ストーリーが展開されます。
「マイケル」「ケンジー」という男女二人のお話を、言葉とイラストで表現されていきます。
フィールドの所々に詩的な言葉が書かれていて、それを読むことでもストーリーを読み解くことができます。
あら^〜 |
二人の出会いから、仲良くなって付き合って同棲して…順風満帆に思えましたが…。
小さなすれ違い、お互いへの不平不満、ストレスが重なっていき…。
あれ、雲行きが怪しく… |
クリアしたあと改めて読み返したら、同棲を始めるときにはもうやばかったよね…。
「夢に描いた家ではなかったけど、同棲はそれなりに楽しかった」だからね…ギリギリよ。
そして喧嘩して家を出ることに。 |
きっかけは「彼女が帰ってきたときにノートパソコンを閉じた」という些細なものだったけど、それまでに積もりに積もった不満が大爆発して大喧嘩。
表現が詩的 |
このゲームのストーリー進行は、基本的に文字(字幕)だけなので、そこから読み取って想像力を働かせて思い描くのが楽しかったですね!
【家の鍵】ひとつとっても、様々な言い方で表現されていてとっても詩的で引き込まれていきます。
最初はあんなに楽しそうだったのに…と思わずにはいられませんが、こういうこともあるよね。
最終的にはなんとか乗り越えたっぽいし、きっと二人にとってはハッピーエンドだったんでしょう!
操作性自体はかなり快適でよろしいんですが、場面場面でしんどい場面があるので、酔いやすい方は気を付けつつ休憩しつつやるといいかと!
ちょっと酔いやすいが、操作性は○
一人称視点のパズルゲームですが、移動自体はそこまで多いものではないのであまり酔わないです。
視野角の設定もあり、モーションブラーも切れるので、設定をいじれば割と大丈夫な方かと。
しかーし!
ツルッとしたフィールドなのに意外と引っかかる段差があってウッ!
掴めるオブジェクトに視点が引っ張られてウウッ!
アイテムを置くときに手前の建物に引っかかると画面がガタガタっとしてウウウッ!
操作性自体はかなり快適でよろしいんですが、場面場面でしんどい場面があるので、酔いやすい方は気を付けつつ休憩しつつやるといいかと!
仮にパズルがわからずに詰んでしまったときにも、PS Plusに加入していればヒント(という名の回答ビデオ)もあるので、詰むことはないかな?
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