2月20日に発売された『侍道外伝 -KATANAKAMI-』を5時間+10時間ほどプレイしての感想です。
基本的には面白いですが、気になるところもチラホラあります。
『侍道外伝 -KATANAKAMI-』感想!
侍道外伝のいいところ!
剣客アクションのバッサリ感は爽快感があって面白い!
侍道シリーズの外伝として発売された本作品は、剣客アクション×和風ハクスラ!
主人公は侍なので、刀を使った剣客アクション特有のバッサリ感は爽快!
納刀・抜刀・武器によって変わる上段中段下段などの構え、ガード、避けと必要なアクションは揃っている印象ですね。
クリティカル時に発生する『閃』、相手の攻撃をタイミング良くガードor避けると発生する『極見』!
特に『極見』は、敵の攻撃を見切る必要があるものの高威力!
さらに、『極見』で敵を倒したときには他の敵に連続して『極見』ができる『連続極見』が発生するので、タイミングを掴めれば高威力連発できちゃいます!
この『弾き→極見→連続極見』の流れは鬼武者感ありますね。
今のところ敵の種類も多くなく、ジャストガードの判定も結構ガバガバで余裕があるので、覚えれば極見は簡単に発生します。
武器の威力をそこそこ上げておけば、極見一発で倒せるようになるので道中はサクサク進んでいきます。
この『弾き→極見』ができるかどうかで、このゲームの難易度が大きく変わってくる感じがありますね!
自身が大幅に強化され、敵もスローになり、MAX3ゲージを溜めると特殊な効果も発生するまさに無双タイム!
というより、道中は『極』のおかげでゲージはダダ余りなのでボス戦くらいしか発動するタイミングが無かったり。
めっちゃ強くてカッコイイ。
昼は鍛冶屋経営で借金返済!千客万来!
夜は一本松ダンジョンへ行き、帰ってきたら昼は鍛冶屋経営で借金返済を目指します。
ダンジョンから持ち帰ってきた武器を売りつけ、各陣営間の緊張を高めて千客万来を起こして目指せ借金返済!
各陣営から刀の注文が来ますが、注文数よりも多量の刀を送りつけて無理やり稼ぐこともできちゃうのがヤバいです。
これはもはや送りつけ詐欺では!?
侍道外伝の気になるところ!
ここまで良いところを書いてきましたが、気になるところ(というか悪いところ)もちょっと、いや結構ありますね。とにかくアイテムが拾いにくい!!!
兎にも角にもアイテムが拾いにくいです。
このゲームは刀も回復アイテムもお金もすべてアイテムとしてドロップするんですが、拾いにくさが半端ない。
特にあしもとに落ちているアイテムが拾えず、アイテムの上をぐるぐるすることもしばしば。
イライラポイント【中】
とにかく視認性が悪い!!!
ダンジョンには建造物が多く、さらに大きいのでキャラクターが隠れてしまうことが多いです。
建物の裏に隠れると弾きもクソもないので楽しくないのですが、そんな場面が多すぎます。
建物の裏や中、木の裏、マップの影などなど・・・。
『転んでアイテムをバラ撒いちゃうトラップ+拾いにくい』のコンボでイライラ度高め。
イライラポイント【高】
とにかく処理落ちがひどい!!!
基本的に人やキャラクターが沢山集まると処理落ちして画面がガクガク。
マップの出口はモヤモヤしているんですが、画面内に2つ以上あると画面がスローに。
自キャラが木の裏に行くと、木を半透明処理するんですがどんどん処理が重く・・・。
ワープ、バインド、位置ずれ、カクつき、処理落ちなどなど、低スペで処理能力不足なのかな?って思うほどひどいです。
狭い場所×木の裏×敵沢山×出口5個×ドロップ多数は本当に無理。
イライラポイント【激高】
出血表現OFFってますが出血します。
もともとZ指定なので、出血あってもまぁべつに気にしなかったんですが、このゲームの出血表現が雑だな〜と思ってしまったのでオプションでオフに。
ですが、オフにしてるのになぜか敵の犬や蛇からはバンバン出血します。
なぜなのか・・・。
イライラポイント【低】
【総評】侍道外伝はもったいない作品。
『侍道外伝 -KATANAKAMI-』は、面白いポイントとイライラポイントがはっきり分かれている印象の本作。
剣客アクションとしてはしっかりと面白く、ローグライク×和風ハクスラのコンセプトも○。
弾き極の連打は圧倒的な爽快感があり、刀刻の無双感も気持ちいいですね!
昼の鍛冶屋経営による借金返済もお手軽で面白く、鍛冶屋親子や各陣営のキャラクターも立っていて会話も楽しいです。
刀や装飾品の種類も多く、装備を集める収集ゲーとしても楽しめます。
アイテム1つ1つにフレーバーテキストが付いているのも好印象ですね!
ただ・・・
面白い部分は面白いんですが、まったく別角度からイライラポイントが邪魔してきます。
アクション部分は面白いのに、視認性が悪すぎて見づらい・・・。
弾き連打が爽快なのに、処理落ちでタイミングがずれてイライラ・・・。
アイテム収集が楽しいのに、アイテムが拾いにくい・・・。
ゲームシステム自体は面白いのに、実現したい表現・エフェクトに対して開発の技術力が追いついてない印象が強いです。
これ、処理落ちやバグを解消した低処理モードが出れば一気に快適になりそうです。
以上が5時間+10時間ほどプレイした感想でした!
〜おまけ〜
— しにがみっ! (@sinigami_blog) February 22, 2020
5時間ほどプレイしたところ、進行不能バグに遭遇していしまい最初からリスタート・・(T_T)
進行不能バグ、ブラックアウトなんて久々に食らったよ・・・(T_T)
それではまた~ノシ
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